チーム・ダーウィン 「学習する組織」だけが生き残る
Yasunori Hirasaka (2010年4月18日 22:31)|コメント(0)|| トラックバック(0)
今日の1冊は、こちら。
ビジネス小説モノです。
テーマは、「学習する組織」。
どうしようもないメンバーばかりが集められたチームが、いかにして難局をのりきりすごいチームへと変身していくのか。
その過程を読み進める中で、チームビルディングの根幹を学ぶことができます。
この本の中に次のような一節があります。
「私は・・・みんなと一緒に、成長していきたい。実現不可能と思われているようなことを実現してしまう、最強のチームで仕事をしてみたい。」
このセリフ、かなりジーンときませんか?
私もまさに同じようなことを考えていました。
このようなチームを作るためにリーダとしてどのように振舞えばよいのか、本書にたっぷりと書かれています。
特に私が気に入っている点は、
----------------------------------------------------------
リーダに必要な心得は
- 固定観念にとらわれることなく、つねに考え、学ぶことを奨励する
- 多様な意見を引き出す
- 他社から学び、自ら考えを変えていく
----------------------------------------------------------
プロジェクトのスタートは、プロジェクトの定義が明確になることを意味する。
合宿は、ある意味で、メンバーの日常の姿を見ることができるので、信頼関係を構築するのに効果的。
合宿では、固定観念にとらわれず、個人の夢、チームの夢、会社の夢を語り合うことによって、明確な方向性を見つけることができた。
----------------------------------------------------------
プロジェクトを成功させるためには、チームの方向性を合わせることが重要
----------------------------------------------------------
チームのアラインメント
アラインメントとは、各自の方向性を合わせることで、チームの一体感を実現すること。
- 共有ビジョンはあるか
- ミッションは明確か
- 共有する価値観はあるか
これらは、以下の5段階で評価できる
- 一貫性のある行動が取れてい
- 態度や姿勢が共通している
- 共通の思考プロセスが確立されている
- 感動を共有する
- 全員が信念に裏付けられた取り組みをしている
----------------------------------------------------------
チーム学習のプロセス
- 失敗から学ぶ
- 行動と結果を内省し、仮説を立てる
- 仮説を次の行動に反映させる
----------------------------------------------------------
意思決定のプロセス
- 意思決定に参画すると、決定事項にオーナーシップが生まれる。
- 意思決定後の展開に深く巻き込みたい人たち、あるいは、巻き込むことが重要だが困難な人たちを、意思決定に参画させるべきである
といったところ。
他にもまだまだ重要なエッセンスが本書には記載されています。
巻末には、本書のエッセンスのまとめが書かれていますので、時間が無くて本編を読めない人は巻末のみ読むだけでも、多くの気付きが得られます。
チームビルディングにお悩みの方は、一読の価値ありです。
トラックバック
トラックバックURL: http://pmcom.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/42
コメントする